九州の旅 (島原市)①
熊本港よりフェリーにて30分。
島原港着。
まずは、原城へ!
原城は、有馬氏の本城であった日野江城の支城として、1599年から1604年にかけて有馬晴信が築いた城郭です。
1618年の島原城築城開始に伴い、廃城となりました。
その後、1637年から1638年にかけて起こった島原、天草一揆の際、この地が、一揆勢の籠城の拠点となりました。
次は、島原駅へ。
観光案内所にて、島原城天守閣+湧水庭園「四明荘」1日フリー共通入館券をゲット。
駅の駐車場に車を置き、歩くことにしました。
徒歩5分ほどで、気になっていたカフェ「青い理髪館」に到着。
100年以上前、髪結い処から理髪店への移行期に建てられたとか。現在は、カフェとして使われています。
建造物や、アンティークに興味のある方には、お勧めです。
さらに、興味深かったのは、この建物が、地域の所有物であるという点です。
地域ぐるみで、歴史的建造物を守っておられる姿勢は、素晴らしいと思いました!
近くには、吉田松陰も宿泊されたという旅籠や、歴史ある造り酒屋さんの建物もあり、素敵な街並みを散策することが出来ました。
次に立ち寄ったのは、武家屋敷です。
島原城の西面に建設された下級武士の住まいだそうです。
足軽、鉄砲組が住んでいたことから、「鉄砲町」とも呼ばれます。
現在保存されている武家屋敷は、長さ約400m、幅約5mの街並みです。中央に流れる水に心惹かれましたが、この水は、北西の「熊野神社」を水源とし、飲料水として使われ、水奉行を置き、厳重に管理されていたとのことです。